寂しがりやのチャパティ|チャパティ特訓(4)
スランプといえば・・・
アラレちゃん!
キィ~~~~~~~~~ん んちゃ♪♪♪♪
な、わけがありませんね(汗)
齢もバレるし・・・
いい生地ができない。焼いても膨らまない。食べてもおいしくない。
な~ぜ~だ~!!!!!!
一ヶ月、毎日焼き続けて要領も分かり、絶好調で迎えたはずの12月7日、キッチンスタジオ ペイズリーのインストラクターコース、粉物特訓<第二弾>
なぜか、再び玉砕!!!!
前の日まで、あんなにうまくできたのに?4枚全部ふくらんだよね・・・何で?!?!
そして、悪夢のスランプが始まりました。
次の日、家で作ってもできない。
その次の日も。
そのまた次の日も。
結局二週間以上、暗中模索、五里霧中。
家でできたのに教室でできなかったのはなぜ?何が違った?
思い当たることといえば・・・、気温と水温。
教室は、家よりずっと寒いし水も冷たかった。
でも。
教室が寒いだけなら、家に戻ったらできるはず。
そのままスランプが続いてるのはなぜ?
入れる水が冷たすぎないように注意するのはもちろん、塩の量を変えてみたり、こねる回数を数えてみたり、手を温めたり、寝かせる間だけ温かめのところに置いてみたり・・・
思いつくことをあれこれ試すのに、どうしても仕上げがプワッと膨らまない。
グルテンの生成に何か問題があるはず。
チャパティが膨らみにくくなることを何かやってしまっているに違いない。
チャパティについて書かれたものは日本語ではあまりないけど、パン作りやうどん作りをやっている人たち向けの情報ならいくらでもあるんだから・・・
検索・・・検索・・・検索・・・
心折れて、もう完全になげやりになっていたある日、目に飛び込んできた文字が
「寝かせすぎ」
こ・れ・だ!
毎晩、仕事から帰って日付も変わるころ、家事やネットサーフィンの合間に作るチャパティ。生地をこねあげたらついホッとして、ラップをかけたまま、皿を洗ったりメールに返信したり、ひとしきり用事をしていたのです。
作ることに慣れてすっかり気がゆるみ、寝かせたまま忘れて30分以上放置することもしばしばでした・・・
その晩からは、生地を寝かせるときタイマーを15分にセット。
それだけで・・・
久しぶりに、ふ・く・ら・ん・だ!
脱力。
レベルの低すぎる話で、オチはそこ?!と思っている方がいらっしゃると思います。情けない・・・
ちなみに、どの程度こねあげてから寝かせるかによって必要な時間も変わると思うので、何が何でも15分という意味ではなく、あくまで生地の顔色をみながらということになるのですが・・・
慣れって怖い。
「ながら」は怖い。
料理は段取り勝負、複数品目を同時進行で作るのは当たり前のことですが・・・
だとしても。
こねた生地を扱うときは、最初から最後まで、心を向けてそらさない。
「ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ」って昔のドラマで言ってましたが・・・
チャパティは寂しいと、ふくらまないんだよ!!!!
☆100本ノック Day26-52☆チャパティ特訓(4)